イチョウの葉も黄金色に変わりはじめました。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本店・営業の大西でございます。
日に日に肌寒くなってまいりました。ということで…コートが活躍する季節です。
いつもの装いに「プラス」、お召しになる楽しみが増えることと思います。
きもののように何着もお持ちになるものではないので、ぜひお気に入りのコートを見つけていただきたいものでございます。
(コートの種類:雨コート / 衿の種類:道行衿)
イチョウの葉も黄金色に変わりはじめました。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本店・営業の大西でございます。
日に日に肌寒くなってまいりました。ということで…コートが活躍する季節です。
いつもの装いに「プラス」、お召しになる楽しみが増えることと思います。
きもののように何着もお持ちになるものではないので、ぜひお気に入りのコートを見つけていただきたいものでございます。
(コートの種類:雨コート / 衿の種類:道行衿)
おはようございます。ゑり善の亀井彬です。
本日10月22日(土)、京都では時代祭が開催されます。
維新勤王隊から延暦時代( 782年から806年)までの約1000年の歴史をたどる行列が見ごたえのあるお祭りです。
ご参加される約2000名のお方がその当時を彩った衣装を身につけられるのですが、
当時の生活の様子などを想像する楽しみがございます。
12時に京都御所を出発され、13時ごろに京都市役所前、14:30に平安神宮へ到着。
もしもお時間がございましたら是非こちらの一目ご覧になってくださいませ。
さて、以前ご紹介をさせていただきました学生さんが企画をした【着物の魅力体験会】。
無事に2日間、28名のお方が参加され開催を終えることができました。
学生さんを中心に普段とは、一味違う賑わいがあり、私にとっても実りのあるひと時となりました。
参加者のうち7割のお方は「ゑり善」という会社をご存じではなく、
緊張された面持ちでご来店くださいましたが、学生さんのプレゼンテーションを聞くうちに、笑顔になられ、お帰りの際には8割近いお方が「着物への印象やイメージの変化があった」とお答えくださいました。
ご参加いただいたお方のご感想を一部、ご紹介いたします
・着物の魅力は、日本のアイデンティティを感じられること
・着物って究極のオシャレだなって思いました。
・組み合わせのルールがあるものだと思っていたが、より自由に楽しめるものだということが分かった。
・実際にコーディネートを数パターン見せていただいたことで、晴れの日だけでなく、日常使いなど様々な場面に着物を着ていきたくなる気持ちになりました。
・着物とは縁遠いものだと思っていたが、実際に合わせてみると日常使いできそうだと思っていた
・いつか着物が似合う男子になりたいです
などなど
「若い世代に着物の魅力を発信する」ことをミッションに精一杯取り組んでくださった学生さんたち。
京都という土地で学ぶ環境だからこその経験になったのではないでしょうか。
これからの日本を支える方々にも、きものという価値観が通用すること、
私たちのような呉服のお商売に共感し、楽しみを分かち合えることができること
を知り、私自身とても嬉しく思っております。
ここからは企画に携わってくださった5名の学生さんの感想をご紹介いたします。是非ご一読くださいませ。
これからも、様々な世代のお方とお着物の魅力を共有しながら発信してまいります。
皆さまはじめまして。
先日のブログにてご紹介いただきました、
体験型学び講座FirstYearProgramに所属しております、格和と申します。
私たちはゑり善さんにご協力を賜り、若者に着物の魅力を伝えるために活動しております。
この場をお借りしまして大学生の生の声で、ゑり善さんとの活動や、着物の魅力等についてお伝えできればと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、わたしたちは、8月にゑり善さんの店舗でジョブシャドーイングをさせていただきました。
ジョブシャドーイングとは、実際の仕事現場に向かわせていただき、仕事を見学するだけではなく、
まるでシャドウのように仕事を体験させていただく、という企画です。
もともと私は、曾祖母が呉服屋を営んでいたことや、茶道、書道等の経験より、お着物には幼いころから親しみがありました。
ですが、実際に呉服屋さんに伺ったことはなかったので、今回店舗を見学させていただき、とても新鮮でした。
ゑり善さんでは、着物を反物と呼ばれる生地の状態で販売しています。
(さらに…)
いつも弊社のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
京ごふくゑり善の亀井彬でございます。
朝晩の冷え込みに本格的な秋の訪れを感じる季節となりました。
このページでは、「きものを愉しむ」をテーマに、着物の魅力を少しずつ更新いたしております。
さて、今回は掲題の通り、京都で学ぶ学生さんとの取り組み
「学んで 触れて 感じる 着物の魅力 体験会」についてご紹介いたします。
近年、呉服業界全体の市場規模は縮小の一途をたどっており、着物を装う文化が今後どのようになっていくのか。
和装振興がとても大きな課題になっております。
作り手の高齢化、次の世代の担い手不足も深刻で、供給、需要ともに、
この先10年分の課題がギュッと凝縮されて目の前に突き付けられているような状況です。
とはいえ、着物には必ず明るい未来がある、と日々の商いを通じて確信をいたしております。
「着物が身近なものではなくなってきている」という言葉は、決して今に始まったことではなく、
30年や50年前の書籍においても書かれていることが多く、随分前から言われてきたことが分かります。
却って、私と比較的近い世代(30代~40代)の方々とお話をしておりますと、
着物への関心は決して低くはなく、
いずれは着てみたいという需要がとても多く存在していることを実感致しております。
また、新型コロナウイルスの影響により、生活に劇的な変化が起こる中で、
「身近な人との大切な時間をいかに”豊か”に過ごすのか」という考え方が見直され、
文化を拠り所とし、その中で着物を愉しむという考えをお持ちになるお方も増えているように実感致しております。
そんな中、今の20歳前後のお方にとって”着物”はどのようなものとして映っているのか。
これから先10年・20年後を考えた時に、こうした世代の方は着物を着たいと思われているのか。
このような議論を実際に若い世代の方々と損得なしに話してみたいとずっと思っておりました。
京都・銀座・名古屋にて呉服の専門店として商いをする「京ごふくゑり善」の代表取締役社長として働く「亀井彬」です。
日本が世界に誇るべき文化である着物の奥深い世界を少しでも多くの方にお伝えできればと思い、日々の仕事を通して感じることを綴っていきます。