きものを愉しむ

2023/02/28

いつも弊社サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
ゑり善の亀井彬でございます。

掲題の通り、この度

2023年3月1日(水)から4月30日(日)にかけて、
「きものでお出かけスタンプラリー 花も、団子も!」
と題した「着物を愉しむ」イベントを開催させていただく運びとなりました。

春。京都では各地で美しい桜が見ごろを迎えます。
1000年の都を育んできた美しい自然と季節を彩る花々。
中でもおだやかな気候の春に咲く桜は京都を代表する景色の一つです。

そんな春に、思い思いのお着物で、京都の名所と甘味を楽しむきっかけとなることを目指して企画を進めてまいりました。

京ごふく ゑり善が提案する、桜咲く京都の春に、着物でのお出掛けにぴったりのスポットをめぐるスタンプラリー。
「花も、団子も!」をコンセプトに、京都らしいこだわりのカフェや甘味処、11店にご協力いただきました。

スタンプエリアの周辺には、桜の綺麗なスポットが掲載されています。
お着物でのご散策はもちろん、春の京都観光の際に、冊子を片手にぜひお楽しみくださいませ。
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2023/02/23

三寒四温の日々、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本店・営業の久保田でございます。

少しずつ暖かさを感じる時間も増えてきました。もうすぐ春がやってきますね。
春、といえば皆様どのような行事を思い浮かべますか?
ひな祭り、卒業式に入学式…十三参りも行われます。

~十三参りについて~

十三参りとは、4月13日頃、数え年で13歳の少年少女が虚空蔵菩薩へお参りをする行事です。虚空蔵菩薩は知恵や福・運を授けるといわれており、そこで少年少女は大人の知恵を授かります。

京都では嵐山の虚空蔵法輪寺で行われます。お参りをした後、渡月橋を渡り切るまでに後ろを振り返ると授かった知恵がなくなってしまう、なんて話は聞いたことのある方もいらっしゃるでしょうか。十三参りをする子は決して後ろを振り返ってはいけませんよ。

数え年で13歳、とは干支が一周し、自分の干支が再び訪れる年。人生で初めての厄年が訪れるとともに、心も体も大人になっていく時期です。十三参りにはそんな人生の変わり目に災難に見舞われないよう、厄除けの意味もこめられています。

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2023/02/10

いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
ゑり善の亀井彬でございます。

寒さ厳しい中にも、春の足音が着実に聞こえてくるこの頃は、
温かな日差しを見つけては、ちょっとしたお出掛けがしたくなるような季節であるように感じます。

そうした2月に、弊社では毎年「糸くりの詩」と題して、全国各地の織物に特化した展示会を開催いたしております。

訪問着や付下などフォーマルなお着物に比べると、
特に何かの用事がなくとも、気軽に着て楽しめるいわゆる「紬」という織物のお着物。
ご普段から気軽に着物を楽しみたいというお方には、とっても重宝していただける存在です。

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京都・銀座・名古屋にて呉服の専門店として商いをする「京ごふくゑり善」の代表取締役社長として働く「亀井彬」です。
日本が世界に誇るべき文化である着物の奥深い世界を少しでも多くの方にお伝えできればと思い、日々の仕事を通して感じることを綴っていきます。