【新年のご挨拶】今年も着物一筋に…
謹んで新春をお祝い申し上げます。
いつもゑり善のブログ「きものを愉しむ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
京ごふくゑり善の亀井彬でございます。
旧年中も多くのお客様ならびにお取引様、ご関係の方々に支えていただき、商いを続けることができました。
本日このように希望をもって新年を迎えることができましたこと、社員を代表いたしまして、心より厚く御礼申し上げます。
昨年の2022年3月にホームページをリニューアルいたしました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くのお方が、人と集まることができなくなり、着物を着る機会を失いました。
そうしたお話をお伺いする中で、「着物は不要不急なものなのか」、「生きていくうえで必要なものなのか」と考えておりましたが、
お客様から着物を着ると心が安らぐ、やはり着物があるのでお出かけが愉しくなる。など
着物の「本質的な価値」を改めて教えていただくことができました。
一方で慢性的な後継者不足や、世界的な原材料の高騰など、様々な要因から
美しい着物がこれからも存在し続けるという難しさも痛感いたしております。
そのような中で、
私たちが呉服専門店として世の中にどのような貢献ができるだろうか。
私たちが果たすべき役割とはどんなことだろうか。
考え抜いた結果、出てきた言葉が、
「きものを知る・学ぶ」
「きものを探す」
「きものを愉しむ」
「きものを大切にする」
という4つの言葉でした。
このホームページは、この言葉をテーマに構成いたしております。
着物がある生活を始めてみたい。
自分にぴったりの着物に出会いたい
もっとお着物を愉しんでみたい
手元にあるお着物を大切にゆずっていきたい
ホームページを通して、こうしたお気持ちを持ったお客様とお繋がりをいただくことができ、大変うれしく思っております。
今後も、お着物に対するちょっとした気づきが少しでもございましたら幸いでございます。
本年も着物を通して、笑顔や心安らぐ時間をお届けできますよう、社業に邁進してまいります。
どうかお引き立てを賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年元旦
京ごふく ゑり善
代表取締役社長
亀井彬