きものを愉しむ

2024/11/01

店頭に来年の干支小物が並びだすと、今年もあと2か月か…としみじみ感じるようになりました。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本店・営業の久保田でございます。

さて、前回のブログでは黒留袖についてご紹介いたしました。
通常“留袖”と言えば黒留袖のことをさすのですが、黒留袖とは色留袖と区別するために呼ばれる場合が多いです。

色留袖はどんな場面で着たらいいの?というお声をよく耳にします。
一番に思いつくのは叙勲や結婚式などでしょうか。
そうはいってもそのような機会がなかなかなく、お家にある色留袖を着たくても着られない…といった方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。

お着物の中でもハードルを感じられてる方が多いように見受けられる色留袖。
実際は紋の入れ方などによって様々なご用途でお召しになることができるため、もっと身近に感じていただける種類のお着物なのです。

今回は紋の数ごとに場面を想定し、コーディネートとともにご着用シーンを紹介していきたいと思います。

(さらに…)

京都・銀座・名古屋にて呉服の専門店として商いをする「京ごふくゑり善」の代表取締役社長として働く「亀井彬」です。
日本が世界に誇るべき文化である着物の奥深い世界を少しでも多くの方にお伝えできればと思い、日々の仕事を通して感じることを綴っていきます。