--七五三のいろは

2024/07/31

身も焼かれそうなほど日差しの強い日が続いておりますが、皆様おかわりなくお過ごしでしょうか。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本店・営業の久保田でございます。

夏休みシーズンに入りました。公園などを通ると、お子様たちが元気に遊んでおります。
本店では店頭に七五三のお品物が並び始めました。
七五三の時期は11月ですが、お仕立ての期間もありますので9月頃までにお探しになる方が多くいらっしゃいます。
お子様が夏休みの間にお着物探しというのもいかがでしょうか。

お宮参りに始まり、七五三や成人式…日本人が大切にしてきた行事ごと。それぞれ由来があり願いが込められています。歴史までは知らずとも、そういった行事をすることで身の引き締まるような、喜ばしいような気持ちになることはあるのではないでしょうか。
七五三について、揃えるものなどは以前のブログにてご紹介させていただきましたので、今回はそういった「思い」のほうに焦点を当ててみたいと思います。

 

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2022/09/25

                    

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
前回に引き続き、今回は女の子の「七つ詣り」についてご紹介いたします。

三つ詣りの可愛らしい雰囲気とは異なり、お体が大きくなった分、帯が大人のようになり、帯〆や帯上などで豪華絢爛に装います。
髪型のアレンジの幅も広がり、ご本人様にとってもワクワクするご経験となることでございましょう。

三つ詣りよりも必要な小物の数が多くなり、志古貴(しごき)や筥迫(はこせこ)など、普段大人の方もあまりお耳にされないお言葉がございます。このブログを通してイメージを広げて頂けましたら幸いでございます。

お仕立方法などは一つではございませんので、あくまでも一例ということでご参考になさってくださいませ。

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2022/09/22

              

残暑厳しい日々でございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて、今回は男の子の五つ詣りについてご紹介いたします。

あどけなさも残る中、普段とは違う凛々しいお姿にお子様の成長を感じる五つ詣り。
男の子でも三つ詣りをされる方もいらっしゃいますが、そうでなければ唯一のお詣りとなります。
大切にご準備を進めていかれたいものですね。

お仕立方法などは一つではございませんので、一例ということでご参考にしていただけますと幸いでございます。

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2022/09/13

             

日もだんだんと短くなり、季の移ろいを感じる長月です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

さて、前回は七五三の起源についてご紹介させていただきました。
ここからは「実際に何をご準備していけば良いのか」をお伝えまいりたいと思います。

今回は三つ詣りについてです。

三つ詣りといいますとまだまだ赤ちゃんのような、よちよち、、
とした雰囲気も残り、大変可愛らしい時期でございます。

お仕立方法などは一つではございませんので、一例ということでご参考にしていただけますと幸いでございます。
また、最近では男の子も三つ詣りをされるケースもございますが、今回は女の子に関してご紹介させていただきます。 (さらに…)

2022/09/10

いつも「きものを愉しむ」をご覧いただき誠にありがとうございます。
京ごふくゑり善の亀井彬です。

日中はまだまだ暑さが残っておりますが、朝晩は気温が一気に涼しくなり過ごしやすい日々を迎えております。
昨晩、京都では美しい満月が見え、虫の音とともに秋の訪れを感じる夜となりました。

毎年夏から秋にかけて、京都・銀座・名古屋の各店舗では、お子様のかわいらしいご様子を度々お見かけするようになってまいります。
秋に御参りをなさるお子様の七五三のご準備のためです。

お着物のお見立てや、小物あわせ、ご採寸など、
ご家族皆さんお揃いで、ゆっくりとご覧になられる様子を拝見しては、
私がそうだったように、小さい頃のこのようなひと時が、ご本人様にとっても大切な思い出になっていればよいなぁと感じます。

今では多くのお方に知られるようになった七五三という行事ですが、
それぞれに由来があり、お子様の健やかなご成長を祈るご家族の気持ちがとても伝わってまいります。

<七五三の起源とは…>
(さらに…)

京都・銀座・名古屋にて呉服の専門店として商いをする「京ごふくゑり善」の代表取締役社長として働く「亀井彬」です。
日本が世界に誇るべき文化である着物の奥深い世界を少しでも多くの方にお伝えできればと思い、日々の仕事を通して感じることを綴っていきます。